建築家・一級建築士 小西昌太のホームページ
ホーム会社理念コンセプトプロフィール仕事内容作品(WORKS)お問い合わせリンク
トップページ − 理念 お客様へのインタビューQ&Aコーナー小西昌太のブログ
理念

家づくりに対する姿勢です。
ぜひご覧下さい!
風土と暮らしを探求する家づくり「民・家・造」


1.夢のデザイン

弊社では、暮らし風土と密接に結びついた家づくりを探究しています。
主に、次ページでもご紹介している7つのテーマに基づき、それを「民・家・造」と位置づけて設計活動を行っています。

民家は、建築学や民俗学上では、江戸時代以降の農家や町屋の総称だったり、時代ごとに少し限定的に扱われているのが一般的です。
しかし一方で、庶民の家という意味では、アイヌの伝統的な住居(チセ)なども含めて、庶民の暮らしや地元の風土により実に多様な表情をみせ、時代を越えた存在であることも実感できます。
また、古来から愛着をもって伝わる民家には、豊かな暮らしや風土にかなった失われつつある叡智がつまっています。

私たちは、それらを尊重し学びながらも、現代に活かしていく術を職人たちと一緒になって考えていかなければいけない時機にきていると思います。
活かすも失うのも今を生きる我々次第です。
古来から積み上げられてきた民家のエッセンスを引き継いでいくことにより、風土と暮らしを探求した家づくりに取り組んでいきます。



2.自然と寄りそうこと

原点は、幼少期の頃に遊んでいた神社や民家の記憶であり、学生の頃に出会ったヨーロッパ各地の民家風景でもあります。
田園風景の中に佇む民家や伝統的な住まいの数々は、決して有名な建築ではなくアノニマスな庶民の暮らしそのものでしたが、とても美しく心から感動した記憶があります。

その後の反動もあり、日本古来の文化や日本の民家に対する関心も益々高まっていきました。
但し、民家に関しては、なかなか大学でも教えてもらえなかった部分でもあり、体感としてわかっていないことが多く、社会人になってから仕事の合間をみて独学で研究し、 NPO等の活動にも積極的に参加したり、青木茂さんのリファイニング塾では再生技術も学びました。

また私にとっては、311の影響も計り知れず、未だに何か無力でもどかしいものが残る一方で、風土暮らしを探求する思いだけは、益々大きくなっていきました。

純粋に建築主や職人たちと一緒に家づくりの楽しさや豊かさをもっと共有していくためには、今までの実績を活かしていくだけでなく、風土と暮らしを探求した家づくりが必要だと考えました。
きっと建築主にとっても、今まで以上により楽しく・より納得のいく家づくりが提供できると考えています。
またオーダーメイドな家づくりで、建築主がつまづきやすいコストの部分でも、分離発注をうまく活用していくことにより、価格をできるだけみえる形にして、よりわかりやすく、より無駄な部分を省き、使うべき部分に費用を配分しやすくなります。

今までの経緯からも、家に対する純粋な思いがあれば必ず実現できると信じています。
設計段階はもちろんですが、工事の後までしっかりサポートしていきます。
ぜひ一度、家に対する純粋な思いをぶつけてみて下さい!



<< トップページ ■ このページのトップへ↑ ■ コンセプト >>
Copyright(C) 2009 Konishi architect office All right reserved.